こんにちは!くろみーです。
すっかり春になってしまいましたが、今更ながら愛車のフィアットパンダ(FIAT Panda)スタットレスタイヤからノーマルタイヤへ交換しました。
いつも通りDIYでタイヤ交換しましたので、その手順を写真をたくさん掲載して解説していきます。
タイヤ交換は、ガソリンスタンドや整備工場などでもやってくれるので、面倒な方はそちらにお任せしてもいいのですが、自分でやっても30分くらいあればできるので、やってみてもいいのかなと個人的には思っています。
ガソリンスタンドなどにお願いするにしても、交換するタイヤを車に積み込むのが大変。
重いし、手も汚れてしまいますし。
それにタイヤ交換って何気に交換頻度多いです。
冬はスタッドレスタイヤ、夏はノーマルタイヤですので、3月ごろに1回、11月ごろに1回と年に2回も交換しないといけないです。
自分でDIYでできるようになっていると、ちょっとした空き時間にできますので、重宝すると思います。
それにタイヤ交換は、スタッドレスタイヤに交換するときだけではなく、パンクした時にもしますので、いざという時のために覚えておいて損はないです。
前置きが長くなりましたが、早速、タイヤ交換の方法を解説していきます。
フィアットパンダのタイヤ交換の方法(写真付きで詳しく解説)
タイヤ交換の手順を順を追って解説していきます。
その前に、交換した車情報です。(どんな車でもやり方は基本的に共通ですのであまり関係はありませんが念のために)
車種:フィアットパンダ(FIAT Panda)イージー 型式:ABAー13909 右ハンドル オートマチック(AT)

上の写真は使う工具です。
右がジャッキです。私が使っているものは、手でネジをグリグリ回して上げていくタイプのもので、とても安いものです。1000円程度で購入できます。このタイプは結構車あげるのに大変なので、楽したい方はちょっとお高めですが油圧ジャッキを購入するのもありだと思います。
真ん中が、トルクレンチです。トルク付きじゃない、普通のレンチでもタイヤ交換できます。トルク付きですとナット(ネジ)の締め付けの強さを調整できるので、慣れていない方や締め付けの強さが不安な方はトルクレンチがいいかもしれません。
ナットをあんまり強く締め付けすぎるとナットがねじ切れるリスクがあるので、適正な締め付けの強さでナットを固定できているのが確認できるのはDIYでは一つの大きな安心材料であると思います。
標準の締め付け力は、国産車で『103N・m』のようです。N・mはニュートンメートルで、kgf・mと同じです。
輸入車は高い締め付けトルクで130N・m位のようです。
【ホイールナット締め付けトルク基準値】 105N・m 国産車 120N・m BMW、アウディ、VW 130N・m ポルシェ 140N・m メルセデス 引用:みんカラ(https://minkara.carview.co.jp/userid/507400/car/436666/2534947/parts.aspx)
フィアットパンダは輸入車ですので、間をとって110N・mで締め付けていますが、異常が生じたことはありません。
ちなみに私のフィアットパンダ(FIAT Panda)のナットのサイズは17mmです。
トルクレンチのお値段ですが、Amazonで4000円位で買えるようです。
毎回DIYでタイヤ交換するのであれば、買って元が取れますね。
写真左は、クロスレンチです。Amazonで1000円くらいで購入した記憶があります。
数サイズのナットに対応していますので、今後、車を買い換えることも視野にしれて、クロスレンチを購入しました。
クロスレンチは、ナットを締め付けることができないですが、早く回転させることができるので、あると便利です。
また、写真にはないですが、軍手をつけて作業した方が良いです。手が真っ黒になります。
特にフィアットパンダ(FIAT Panda)はブレーキパッドのすすがすごいので、前輪のタイヤの内側は真っ黒で、取り外し時に手が真っ黒になってしまいます。

こちらが取り付けるパンダ純正のノーマルタイヤです。
取り付ける前に、タイヤの溝に挟まっている石などは除去しておきましょう。

ジャッキでタイヤ交換するところを上げていきます。
ジャッキで車体を上げる前は、エンジン停止、サイドブレーキ、ギアのパーキングを確認して車が動かないことを必ず確認してください。
ジャッキを設置するところは決まっていて、フィアットパンダですと、三角のくぼみがある下のところに設置します。(写真の矢印のところです)
間違って三角のくぼみがあるボディにジャッキを設置しないようにしてください。ジャッキを設置する場所はボディの内側です。
また、ジャッキにはかなりの重量がのしかかることになるので、地面と垂直になるようにしてください。ジャッキで上げているときに、ジャッキが倒れてしまうと大事故につがなります。

ジャッキで車体を上げていき、タイヤが地面にギリギリ設置しているくらいで一度ストップします。

トルクレンチでタイヤのナットを緩めます。ここでナットを取る必要はないです。
この時、ジャッキでタイヤを上げすぎてタイヤが完全に宙に浮いていると、タイヤが回ってナットが緩めにくいです。

トルクレンチでナットを緩めたら、ジャッキでさらに車体を浮かせていき、完全にタイヤが浮いたのを確認したら、クロスレンチを使って、ナットを取り外します。

取り外したナットです。結構ごついネジですね。無くさないようにしてください。
一度排水溝に落としたことがあって、取り出すのに一苦労したことがあります。気をつけましょう。

タイヤを取り外すとこんな感じになります。ブレーキディスクとブレーキパッドが確認できます。
タイヤ交換のついでにブレーキパッドの減り具合をチェックしておくと良いでしょう。

タイヤを取り付けていきます。
タイヤ重いですが頑張って取り付けましょう。
ナットはクロスレンチを使ってまずは軽く締めてからタイヤを固定します。
ナットをつける順番は対角線上につけていきます。
例えば、上⇨下⇨右⇨左 の順です。
クロスレンチで軽く締めて固定できたら、トルクレンチでがっちり締めていきます。
締め付けトルクは110N・m位です。
トルクレンチがカチって音がしたら設定した締め付けトルクで締め付けることができたということです。

最後にジャッキを下げていきます。

他のタイヤの交換もやり方は同じです。ジャッキの固定位置は後輪も三角のくぼみがありますので、その位置に設置します。
タイヤ交換にかかった時間
タイヤ交換にかかった時間ですが、ゆっくりやると、工具の準備5分、タイヤ一箇所7分、片付け5分くらいでしょうか。4箇所タイヤ交換やっても40分ちょっとで完了できると思います。
ダッシュでやると20分ちょっとで完了です。
タイヤ交換にかかる時間は工具にもよりますので、油圧ジャッキや電動工具などですともっと早いです。
タイヤ交換で注意すること
タイヤ交換時に注意することは、
ジャッキの設置とナットの締め付けです。
ジャッキは決められた場所に設置してください。ナットは締め付けトルクが大体決まっているので、過度に締め付けすぎたり、ゆるゆるにならないように気をつけてください。
DIYでタイヤ交換のお得感
タイヤ交換を以前は近所のガソリンスタンドでやっていました。
幸い近所のガソリンスタンドは、結構工賃が格安ですが、それでもタイヤ一箇所500円くらいで、4箇所で2000円くらいかかりました。。
オープンソースで検索してみますと、
オートバックスで1本1000円からとなっていましたので、4箇所で4000円以上
ディーラーは1本3000円くらい
という価格のようです。かなり高いですね。
今後もDIYでタイヤ交換をやるということで、トルクレンチや油圧ジャッキを購入しても数回で元が取れそうです。
今回は、フィアットパンダのタイヤ交換のやり方をご紹介しました。
一通り道具を揃えて、1回やると、やり方を習得できると思います。
長期的にDIYでやると、かなりお得だと思いますので、ぜひDIYでタイヤ交換をトライしてみてはいかがでしょうか。
本サイトではフィアットパンダのメンテナンスを他にも紹介しています。
>>フィアットパンダのエアコンフィルター交換方法(写真を使って細かく解説)
興味のある方は合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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