皆さんは家のリフォームや修理は自分でやっていますか?
リフォームって、業者にやってもらうと正直、高いです。だから私は、自分で出来ることは、自分でやって少しでも金銭的な負担を減らそうと、DIYでリフォームを始めました。
家のリフォームや修理を、DIYでやり続けて早いもので5年が経ちます。
実際にDIYをやり続けてきて感じたメリットやデメリットを紹介したいと思います。
この記事の要約 ・ 素人でも大抵のリフォームや修理ができる。 ・ DIYでやればやるほど、コスパが良くなる。 ・ 出来栄えや怪我の面でデメリットがある。
家のリフォームや修理が不可欠
私の家は、戸建てで、築35年位の家を中古で購入しました。購入前に、ホームインスペクション(住宅診断)をしてもらい、大きな修理が必要なところがないことを確認して、購入しました。
けど築年数がかなり経っていますので、住んでいると、何かしらの不具合が出てくることもありました。新築で購入した場合も、10年くらい経つと所々修理が必要なところが出てきます。
不具合が大きくなってから、修理すると莫大な費用がかかることもあります。例えば、雨漏りが原因の不具合はお金がかかることが多いです。
住居者がそれなりの修理の知識があれば、応急的に修理でき、被害を最小限に抑えることができると思います。
大金を払って購入した家ですから、大切に、愛着を持って、長く住み続けたいですよね。家に長く住み続けるためには、定期的かつその都度の修理やリフォームはどうしても必要になってきます。
DIYでどこまでできるか?
DIYでリフォームや修理って言うけど、素人でどこまでできるか気になるところですよね。
現に私は、全くのど素人からDIYリフォームを始めました。最初は、釘打ちすらまともに出来ないような超不器用人間です。
けど不思議なもので、不器用なりに続けているとそれなりにできるようになって行くものです。
そこで、これまでにDIYでやったことを紹介します。
- 部屋の壁紙貼り
- フローリング(床材の上貼り)
- キッチンパネル貼り
- テーブル作り
- ペットの小屋作り
- コンセントカバー交換
- スイッチカバー交換
- ベランダの床材の張り替え
- 庭造り(花壇、レンガの床)
- 額縁作り
- 室内の木材塗装
- トイレの床張り替え
- キッチンの蛇口の取り替え
- 外壁のひび割れ埋め
- タイル貼り
- シーリング(キッチン、お風呂など)
ざっと思い付くものだけでも、これだけあります。
次にこれは無理だと断念したものと、業者に頼んでやってもらったものを紹介します。
- 給水管の引き直し(失敗したら大惨事になることを恐れて業者に依頼)
- ユニットバス(流石に無理だと思い、最初から業者に依頼)
- エアコンの取り付け
このように素人でも、大抵のことはできるんです。
DIYはやればやるほどコスパが良くなる
単純にDIYでリフォームや修理をやると、基本的にかかる費用は材料代のみですので、非常に安く済ませることができます。そして、DIYはやり続ければやり続けるほど、どんどんコスパがよくなるのです。
それは、工具が揃ってくるからです。DIY始めたては何をやるにしても、工具を購入しなければなりません。全くDIYをやったことをない人はノコギリや金槌さえも持っていないことが多いですので、そこから揃える必要が出てきます。
しかし、しばらくやり続けていると、工具にかかる費用はほとんどなくなるので、単純に材料代のみでリフォームや修理ができるようになります。
そのような理由で、DIYでのリフォームや修理はやればやるほどコスパが良くなるのです。
もちろん、DIY始めたてで工具を買い揃えている段階でも、業者にやってもらうよりは安く済みます。
どのくらいお得?
DIYでリフォームや修理をすることはどのくらいお得なのでしょうか。
一例として、6畳間のフローリングを上貼りするリフォームを例にとって比較してみましょう。
実際に私が使用した材料代(詳細を失念したので、ざっくりの計算になります)です。
全て近所のホームセンターで購入しています。11m2
材料は、DIYで安く済むのでなるべく良いものを使っていますので、本当に安く済ませたいならもっと安くできると思います。使用した床材はホームセンターに売っている最も高い床材でした。
材料 | 数量 | 単価 | 値段(大体の値段です) |
複合フローリング材 (1枚あたりの大きさ180×30センチ) | 20枚 | 2000円 | 44000円 |
フロアネイル(フローリング材用の釘) | 2袋 | 250円 | 500円 |
ボンド(ウレタン系) | 2本 | 800円 | 1600円 |
上表のように6畳間にフローリングを貼った場合、材料費はざっくりですが、5万円位になります。
もっと費用を抑えようとすれば、安価な床材は1枚1000円くらいで売っているので、半額の25000円位に収めることは可能です。
では、業者にやってもらうといくら位かかるのでしょうか。サイトで調べてみると、使用するフローリング材によりますが、複合フローリング材ですと、7万円〜20万円あたりになると思います。
DIYでやると、費用を半額以下に収めることが十分に可能だと言うことが分かると思います。
DIYの問題点
では、DIYでやると安く済ませることができることは分かったと思いますが、実際にDIYでやることのデメリットも、もちろんあります。
デメリットは大きく下記のようなものが挙げられると思います。
- 仕上がりの質
- 怪我
- 時間と手間がかかる
仕上がりの質については、やはりプロにはかないません。私は、5年くらいやっていますが、プロがやった出来をみると、やっぱりかなわないなと思ってしまいます。
フローリングでいうと、プロがやるとフローリング材の隙間が全くないです。DIYでやると、小さな隙間はどうしてもできてしまいます。
もう一つは怪我です。カッターで手を切る、金槌で間違って手を叩くなどの小さい怪我もあれば、丸鋸で怪我するような大怪我の可能性もなきにしもあらずです。
最後に、時間と手間です。DIYでやる以上致し方ないのですが、時間と手間はかかるので、それらを省きたいのであれば、業者にお願いするのが一番だと思います。
実際にトライする上でのポイント
よし、やってみようと思っても実際やろうとすると、どうやってやれば良いのかさっぱり分かりません。
それに下手にやって、余計に悪くなったりなど、不安になることもあると思います。
そんな時は、Youtubeを参考にすると良いと思います。私も最初の頃は、本を参考にやっていましたが、最近はYoutubeにDIYの動画が豊富にありますので、そちらを参考にしています。しかもプロが解説してくれている動画がたくさんありますので、一番手っ取り早いと思います。
リフォームのやり方だけでなく、工具の使い方の解説動画も豊富になるので、とても勉強になります。
ぜひご活用することをお勧めします。
まとめ
今回は、DIYで家のリフォームや修理をやることのメリットやデメリットを紹介しました。素人の方でもYoutubeなどの動画を参考にして、トライすることで、かなりのところまでできるようになると思います。財布にも家にも優しいDIYをぜひやってみてください。
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