今回の記事は次のような方におすすめです。 ・ 自宅のドアノブが壊れてしまい修理・交換を検討している方 ・ DIYでドアノブ交換にチャレンジされる方
自宅の室内のドアノブがガクガクしていましたので、DIYで交換しました。
室内のドアノブは使用頻度がとても高い部分になりますので、家財の中でも故障しやすい部類に入ります。
ドアノブは動きが固くなった程度であれば、クレ556のような潤滑油やシリコン油を流し込むだけで大抵は動きがスムーズになり解消できます。
ただ、今回交換したドアノブは、ドアノブのレバーが上下左右にグラグラしてどうしようもなかったので交換することにしました。分解してみますと、金属部が摩擦で削れて変形していました。ここまで来ると交換致し方ないといったところでしょうか。
今回はドアノブの部位でも最も故障が多いラッチと呼ばれる部分の不具合でしたので、ラッチだけ交換してもよかったのですが、ドアノブのレバーなどもだいぶ古く汚れや傷が目立っていたので、丸ごと交換することにしました。
これから詳しくレポートしますが、ドアノブの交換は初心者でもDIYで簡単にできて、とても安くすみ、短時間で作業できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
それでは、早速、レポートです。
ドアノブ交換の総合評価
下の表にドアノブ交換の難易度、費用、かかった時間、工具をまとめましたので、この表を下にレポートしていきます。

それぞれの項目について詳細にご説明します。
難易度
難易度は★一つで最も簡単な作業に分類できます。
型式が同じドアノブへの取り替え(形状が同じドアノブへの取り替え)であれば、ドライバーを使って取り外した後に、同じように新品のドアノブをつければ良いので非常に簡単な作業になります。
取り外したドアノブは処分するので多少無理やりはずしても問題ないでしょう。
またドアノブの取り外し方は種類によって様々ですので、型式を調べてメーカーのホームページで確認すると良いでしょう。昔の型式の場合は同じものはないかもしれませんが、形状が似たものが大抵ありますのでそちらを参考にすると良いと思います。
ただし、ドアノブの型式が違う場合や形状が違うドアノブをつける場合は、ドアの穴の形状を変える必要がある場合があります。
ドリルなどで穴を拡張したり、逆に穴が大きすぎる場合は、木片やパテを埋め込んで穴を小さくします。この作業はなかなか大変で、時間がかかります。
従って、ドアノブをDIYでやる場合には、今使っているドアノブを一度取り外してメーカー、型式、形状を確認してから、なるべく同じドアノブを選ぶと作業が格段に楽になります。
ドアノブに限った話ではないのですが、何か交換する場合は、取り外したものをホームセンターに持って行き、見比べながら、購入するものを選ぶようにすると良いです。
お得感
DIYで行った場合と、業者に依頼した場合を比較してお得感を評価しました。
DIYで行うと、半額以下の金額でドアノブ交換ができますので非常にお得です。
ドアノブ自体の価格もピンキリですが、室内用のアンティーク感のあるドアノブでもホームセンターで4000円程度で手に入れることができます。安いドアノブですと2000円台もあります。
私が今回購入したドアノブは、長沢製作所の古代シリーズのドアノブ(鍵無し)で3280円でした。
インターネットで業者に依頼した場合のドアノブ交換費用の相場を色々調べてみましたが、1.5〜2万円(工賃込み)あたりになるのではないかと思います。
DIYだと相当安く費用を抑えられることがわかります。
必要な工具もドライバーだけで良いので、お持ちでない方もホームセンターに行けば数百円でドライバーを購入できます。
私も色々と家の修繕関連のDIYをやってきましたが、今回のドアノブはお得感で言えばトップレベルだと思います。
作業にかかる時間
作業にかかる時間は取り替えだけであれば、ドライバーを使った手作業で15分もあれば十分終わると思います。
ただしドアの穴の形状を変える場合は、削ったり、埋めたりという作業に多くの時間がかかるので、接着剤などの乾燥時間を考えると1〜2日は見ておいた方が良いでしょう。
作業に必要な工具
必要な工具は取り替えだけであればドライバー一本で良いです。
ドアの穴の形状を変える場合は、穴を開けるためにドリル、のみ、引き廻しノコギリ(細いノコギリで、形をくり抜く時に使います)が必要です。逆に穴を埋める場合は、小さい穴であればパテ、大きい穴であれば木片を詰め込んだ方が良いでしょう。
実際の作業の様子
それでは実際のドアノブ交換作業の様子をご紹介します。

こちらが今回購入したドアノブの内容品です。長沢製作所の古代シリーズのドアノブです。

古いドアノブを外した後のドアの穴です。この穴が上手く新しいドアノブにマッチングすれば作業は楽なのですが、形状が全然違うとなると大変です。

自宅が古いので、ドアとドアの隙間がかなり空いてしまっています。あまり隙間が大きいとカチッとドアが閉まらないので、穴の形状を少し修正することにしました。

家にたまたまあった木片を適当に切って、木工ボンドとパテで穴埋めしました。パテも本当は木色のものが良いのですが、家になく買いに行くのが面倒でしたので白のパテを使いました。

穴埋めしたところに取り付けしました。取り付けは説明書見ながらはめ込んでいってネジを数カ所打ち込むだけで終了です。パテの白色はやはり目につくので、いつか着色しようと思っています。

ドアとドアの隙間が広かったですが補正して、カチッと綺麗にはめることができました。
ドアノブの交換は取替だけですと、とても簡単ですので初心者の方でもDIYでやってみてください。
ただし、ドアの穴の形状を変えないといけないような場合は、心配であれば業者に依頼するのも良いかもしれません。
DIYの参考にしていただければ幸いです。
本サイトは他にもこれまでにやったDIYを紹介しています。興味のある方は
>>DIY
からご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント