こんにちは!くろみーです。今回はモンベルのトレッキングポールを徹底的に比較していきます。
モンベルのトレッキングポールのラインナップはとても豊富で、カタログで見ても店頭で見ても、どれにするか悩んでしまいます。
そこで、トレッキングポールの購入をお悩みの方、どれを購入するかお悩みの方の参考になればと思い、モンベルのトレッキングポールを徹底的に比較することにしました。
それでは早速、比較していきたいと思います。
モンベルのトレッキングポールのラインナップ
モンベルのトレッキングポールは下の図が示す通りラインナップがとても豊富です。
トレッキングポールを使ったことがある方は選ぶことに苦労しないと思いますが、初めてトレッキングポールを購入しようとしている方は、これだけ種類が多いと、どれを買うべきか悩んでしまいます。

トレッキングポールの性能の決める3要素(グリップ、材質、ロック・収納システム)
モンベルのトレッキングポールのラインナップは豊富ですが、3つの要素で分類できます。グリップ、材質、ロック・収納システムです。
それぞれの要素を理解することで、自分にぴったりのトレッキングポールがどれなのかがある程度判断できるようになります。
グリップ
1つ目の要素がグリップです。I 型とT 型の2種類です。
I 型は上り下り平地いずれにも対応可能であり、起伏の多い場所向きです。登山でも平地でのウォーキングでも幅広い場面で使いたいという方は、I 型が向いています。
T 型は短めに使用し体重がかけやすい特徴があるため、傾斜の緩やかな下りと平地向きです。体重がかけやすいので、足への負担はだいぶ減らすことができます。一方で、上りの場面では使いづらいです。
材質
2つ目の要素が、材質です。アルミとカーボンの2種類です。

アルミとカーボンを比較すると、アルミは価格が安価で全体的にバランスの取れた材質といえます。カーボンは高価ですが靱性を除き高性能です。特にトレッキングポールとしては、軽さと衝撃吸収力が高いカーボンは材質として魅力的です。
材料の粘り強さ。外力によって破壊されにくい性質のことです。一定以上の衝撃が加わると脆く壊れてしまいます。
ロック・収納システム
3つ目の要素が、ロック・収納システムです。下の図に示すとおり、ツイストロック、カムロック、ラチェットロック、フォールディングの4種類です。


フォールディングタイプはラチェットロックによって固定するので一つとして比較しました。
トレッキングポールの軽量性、固定の強さとしてはツイストロックが最も優れていますが、収納性・操作性ではカムロックとラチェットロックが優れています。
その他
3つの要素の他に、『アンチショック』『超軽量モデル(U.L.)』があります。
アンチショックは、ポール内にスプリングが入っておりポールをついたときの衝撃を吸収してくれる機能です。重量がやや重くなってしまうのがデメリットです。
超軽量モデルはUltra Lightで、U.L.が商品名についているものが超軽量モデルになりまして、モンベルのラインナップの中では、U.L.フォールディングポールが該当しています。U.L.モデルは軽いですが、ポール自体が細いので耐荷重性は低いことがデメリットです。
モンベルのトレッキングポールの総合比較
要素ごとに比較しましたが、最終的に使用者の目線で総合比較をします。どれを購入するかを決めるための参考とするために、『軽量性』『価格』『地形対応性』『操作性』『運搬・収納性』『使い心地』の項目で比較することにしました。
比較表は下図の通りです。

比較表からわかることは、全体的にバランスの取れたトレッキングポールがある一方で、一部の性能に特化したトレッキングポールがあることがわかります。
よってトレッキングポールを選ぶにあたって、何を重視するかを決める必要があります。
下記に重視する事項とマッチングするトレッキングポールを一例に挙げてみました。
- コストパフォーマンス重視→ アルパインポール、アルパインポールアンチショック
- 使い心地重視 →アルパインカーボンポールアンチショック、2Wayグリップカーボンポールアンチショック
- 平地での散歩に使いたい →U.L.フォールディングポール、Tグリップ
このように何を重視するか、主に使用する場面が明確になれば、選ぶべきトレッキングポールが決まってくると思います。
今回はモンベルのトレッキングポールを徹底的に比較しました。
トレッキングポールに何を求めるかをしっかり決めることが自分にぴったりのトレッキングポールに巡り合うためのポイントです。
今回の記事の比較が、トレッキングポール選びの参考になれば幸いです。
本サイトでは、他にもモンベル商品の紹介などを記事にしています。ご興味のある方は合わせてご覧下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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