ハムスターのトイレのしつけの方法(経験に基づく手順とコツを解説)

ハムスター

ジャンガリアンハムスターを長年飼っており、トイレのしつけに完璧に成功しています。今回は長年の経験に基づいたトイレのしつけの手順とコツを解説します。トイレでおしっこをしないハムスターにお困りの方は必見です。

ぜひ最後までご一読いただけますと幸いです。

はかせ
はかせ

この記事は次のような人におすすめ

●ハムスターがいろんなところでおしっこをするので困っている方

●ハムスターのトイレをしっかりしつけたい方

ハムスターのトイレの習性とは

基本は1ヶ所でおしっこする。

ハムスターは自然界では天敵がたくさんいます。鳥、ヘビなどなど。そんな天敵から自分の身を守るためには、おしっこの場所、トイレの場所は命に関わるとても大切なことです。なぜなら、おしっこは匂いを発するからです。匂いを発するトイレが至る所にあっては、天敵にハムスターのすみかを知られてしまうので、基本、トイレを1ヶ所にする習性があります。

うちのジャンガリアンハムスターもおしっこはいつも決まった場所、1ヶ所です。

隅っこや物陰におしっこしやすい。

ハムスターは天敵から身を守るために、トイレをなるべく寝床から離れた場所や物陰に設置する習性があります。ゲージの中でハムスターを買っていると、普段、おやすみしている寝床から離れたところや、暗い物陰やゲージの隅っこの目立たないところでおしっこします。

寝床用に使って欲しいと思って設置した木製ハムスターの家もトイレにされていたりします。暗くて、周りから見られず、安心しておしっこできるからでしょう。

ハムスターのトイレのしつけ方

ハムスターを飼い始めて、せっかくトイレを準備して設置してあげたのに、全然使ってくれない。というパターンはよくあります。私も大体初めはそんな感じです。けど結構簡単にしつけることができています。その手順とコツを紹介します。

ハムスターのトイレです。中におしっこで固まる砂を入れています。

①おしっこで固まる砂を小屋の床に敷いて、おしっこで固まった砂を採取する。

まずは、おしっこの匂いがついたものを集めることから始めます。簡単な方法は、おしっこで固まる砂が売っていますので、それを買ってきて、ハムスターの小屋の床に敷いてしまいます。

ハムスターはどこでおしっこするかわからない時でも、一面に砂を敷いていれば、確実です。

いつも使っているおしっこで固まる砂です。数百円で購入できます。

②おしっこで固まった砂をトイレに入れる。

おしっこで固まる砂を使って、固まった砂のかたまりを採取できたら、トイレの中にいくつか入れます。これで、トイレの中におしっこの匂いが充満します。

おしっこで固まる砂は消臭ってパッケージ書いてありますが、あれは人間に取って消臭できているだけで、ハムスターの嗅覚はとても敏感なので、ハムスターに取っては全く消臭になっていないです。

トイレの中がおしっこの匂いで充満しますので、ハムスターはここがトイレと認識してくれます。

③よくおしっこする場所にトイレを設置する。

最後は、準備したトイレをゲージや小屋の中に設置しますが、ここでもポイントがあります。

ハムスターって視力が悪いんですよ。超近眼なので遠くにあるものはほとんど見えていないです。近くにあるものもぼんやり程度なので、そもそもトイレを目で見つけて、トイレに行くということができないです。

だから、匂いが大切なんですね。けど、トイレに匂いを充満させましたが、小屋がある程度密封されているような小屋だと、小屋内におしっこの匂いが充満しているので、トイレの場所を認識してくれないことがあります。なので、よくおしっこをしていたところにトイレを設置してあげてください。いつもおしっこをしていた場所に、おしっこの匂いのするトイレがあると自然とそこに行って、おしっこするようになります。

④トイレのお掃除は、完璧にしない。

トイレを認識してもらって、上手くしつけることができたあとで、気をつけるポイントがあります。それは、お世話の時にトイレを綺麗にしすぎないということです。

匂いの強い洗剤なんかでトイレを丸洗いすると、おしっこの匂いが消えてしまうので、よくないです。だから、トイレの掃除は、基本は、大きなおしっこで固まった砂をとるくらいで十分です。そして、砂が減ってきたら新しい砂を足してあげるの繰り返しで良いでしょう。


今回はハムスターのトイレのしつけ方について解説しました。

本サイトでは、ハムスターの食べ物ハムスターの寒さ対策も紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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