【体験談】屋久島縄文杉への子供連れトレッキング(所要時間、トイレ、持ち物、登山口までの移動、注意事項、事前の練習など)

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困っている人
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この記事はこんな人におすすめです。

◯ 子供を連れて縄文杉を見にいきたいけど実際にできるか不安

◯ 縄文杉を見に行った場合どのくらい時間がかかるか知りたい。

◯ ハイシーズン、子供連れの注意点が知りたい。

こんにちは。くろみーです!

ゴールデンウィークのハイシーズンに屋久島の縄文杉を見るために屋久島にいきました。

子供連れということもあり、またハイシーズンということもあって、トレッキングにどのくらい時間がかかるのか不安な中でのトレッキングでした。

日帰りで縄文杉を見に行く場合のメジャーなルートは、荒川登山口からトロッコ道を歩いて、縄文杉まで行って同じ道を帰ってくるというルートです。

このルートは大人だけでトレッキングした場合、約10時間くらいかかると言われています。あくまで平均的な時間なので、これよりも早い人もいれば遅い人もいると思います。

今回は、ハイシーズンに子供連れで、荒川登山口から縄文杉へのトレッキングの体験談をご紹介します。

これから縄文杉を見にいかれる方の参考になるように、登山をする上で重要な、所要時間、持ち物、トイレ事情、登山口までの移動、事前の練習などを経験に基づいて記載したいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

今回のケース(前提条件)

縄文杉を見にいく方法はたくさんあります。

登山時期、ホテルの位置、交通手段、登山メンバー、体力、天候などさまざまなケースがありますので、まず初めに今回のケース(条件)をまとめることにします。

・【時期】GWの3連休、ハイシーズン、新型コロナによる規制なし
・【天候】晴天、気温15〜20度位(登山中半袖一枚でした。)
・【宿泊場所】宮之浦港近傍のホテル(屋久島の北部)
・【メンバー】大人(男)1名、大人(女)1名、小学生高学年(女)1名
・【体力】大人(男)そこそこ、大人(女)普通、小学生高学年(女)平均以下
・【ルート】ホテル〜宮之浦港〜屋久杉自然館〜荒川登山口〜縄文杉〜荒川登山口〜屋久杉自然館〜宮之浦港〜ホテル
・【交通手段】路線バス:宮之浦港〜屋久杉自然館、シャトルバス:屋久杉自然館〜荒川登山口
・登山ツアーの利用はなし

上の地図で赤で記載した線が今回のルートです。

宮之浦の近くのホテルに宿泊しましたので、そこから路線バスに乗り、屋久杉自然館まで移動。屋久杉自然館から荒川登山口まではシャトルバスで移動して、縄文杉までトレッキングというルートになります。

日帰りで縄文杉を見にいくための定番のルートは荒川登山口〜縄文杉ルートです。

屋久島の地図

上の屋久島の地図をご覧ください。

屋久島の中央の縄文杉が位置しています。それに至るルートは多数あることがわかります。

どの経路からも縄文杉に行くことは可能ですが、「日帰りで」という条件が付くと、定番のルートは荒川登山口〜縄文杉のルートとなります。

一方、屋久島の見所の一つとして、白谷雲水峡がありますが、宮之浦に宿泊した場合、白谷雲水峡から縄文杉というルートも考えられます。

地図で見る感じですと、荒川登山口からのルートと白谷雲水峡からのルートでは、同じ位の距離なのでさほど変わらないと一見見えてしましますが、実際歩いてみると所要時間が異なり、白谷雲水峡の方がやや時間がかかるとのことです。

また、白谷雲水峡からのルートは雨が降ると交通が困難になることもあるそうで、天候への影響が小さい荒川登山口からのコースが縄文杉への定番のルートとなっているようです。

※こちらは屋久島のホテルの方から伺った情報になります。

子供は何歳くらいから縄文杉へのトレッキングが可能か?

子供連れですと、白谷雲水峡のトレッキングをされる方も多いようです。

こちらはトレッキングに要する時間も距離も長くないので、縄文杉を見に行くのに比べると時間的にも体力的にかなり楽です。

縄文杉は何歳くらいから体力的・気力的に可能かというところですが、小学生高学年くらいからかな というのが実際に登ってみての感触です。

年齢にして10歳以上が一つの目安になるのではないでしょうか。

登山中に子供連れを数グループ見かけましたが、幼稚園児や小学生低学年の子供は見かけませんでした。

ハイシーズンに縄文杉へのトレッキングする上(準備や移動を含む)で気をつけたいこと

ハイシーズンのトレッキングを経験して気をつけたいことです。

・路線バス、シャトルバスは満員で乗れないことがある。
・登山道は基本的に狭いので、人同士のすれ違いや追い抜きができずに、時間が予定よりかかってしまう。
・人気スポットでの写真撮影に行列ができる。(ウィルソン株内部や縄文杉など)
・レンタカーが取れない。
・タクシーが取れない。
・トイレに行列ができる。
・買い出し時にスーパーの食材がなくなっている。

路線バスやシャトルバスで荒川登山口まで移動する場合は、ハイシーズンでは満員で乗車できないことがよくあります。現に私もシャトルバスに行きも帰りも満員のため乗車できずに、次のバスを待たなければなりませんでした。

登山道は、トロッコ道も含めて基本的に狭いので、往路の人と復路の人ですれ違いが難しく、路肩に避けて道をゆずる必要があります。また追い抜きの際も道を譲ってもらう必要がありますので、ハイペースで登山しようとしても中々前進できません。

縄文杉に至る過程で人気スポットはいくつかあります。例えばウィルソン株の内部から上を見るとハート型に見えるスポットなどです。このような撮影スポットは行列ができます。

レンタカーとタクシーは本数自体がそこまで多くないためハイシーズンになると手配、予約が難しくなります。

トイレについては後ほど詳しくご説明しますが、荒川登山口から縄文杉の間には数カ所のトイレがあり、ハイシーズンは登山客が多いため、トイレに行列ができます。

スーパーが数カ所あり、登山の前日などに買い出しに行くことがあると思います。住民の方に加えて観光客が多くなることから、スーパーの品切れが多くなります。私は登山の前日の昼に食材を買いに行ったのですが、食材の品切れが目立っていました。

持ち物は子供は基本、手ぶらがいい。レインコートは必ず持っていこう。

下記が縄文杉トレッキングに携行した持ち物になります。

・リュックサック(45Lを1つと、20Lを1つ)
・レインコート上下
・折り畳み傘(トロッコ道で使用可能)
・朝食(パン)
・昼食(お弁当)
・飲み物(500m Lペットボトル一人1本)
・水2L(モンベルのウォーターパックに入れて持っていきました。)
・財布(最悪タクシーで戻ることも想定して数万円は持っていきました。)
・スマホ(楽天モバイルですがほとんど圏外でした)
・おやつ(キャンディ、ガム、プロテインバーなど)
・トレッキングポール
・トレッキングポール先端のプロテクターの替え(屋久島の環境保護のためトレッキングポールの先端はゴムなどのプロテクターを付けることが必要です。)
・着替え用の下着(インナー上下、靴下)
・ヘッドライト
・ヘッドライト用の予備電池
・地図(YAMAPという登山アプリの電子地図をスマホに無料ダウンロードしました。)
・タオル
・携帯トイレ(6つほど持っていきましたが、結局1つも使いませんでした。)
・ゴミ袋
・リュック用のカバー(雨が降ってきたときにリュックを覆うカバーです。)
※ 持ち物はジップロックなどの袋に小分けして入れて防水処置しました。

これだけの荷物を3人分ですので、荷物の総量としては結構な量になります。大体ですが15〜20kgくらいでしょうか。

子供の体力と気力が今回のトレッキング成功の鍵だと思いましたので、子供は手ぶらにして、大人に荷物を集中することにしました。

屋久島は雨が多いことで有名です。

小説「浮雲」で屋久島ではひと月に35日雨が降ると表現されたほどです。

私たちが登山した日は天気予報では終日晴天でしたが、夕方頃に急に雲が現れて、山頂の方は雨が降っているようでした。

このように、天気予報で晴れでも、急に天候が崩れて一時的に雨が降ることがあります。

レインコートは必ず持っていきましょう。

トロッコ道は傘でも大丈夫ですが、トロッコ道以降(大株歩道から)は道がやや険しくなります。傘ですと、植生に引っかかりますし、片手が使えない状態になり危険です。トロッコ道が終わって大株歩道に入ったらレインコートを着用しましょう。

荒川登山口〜縄文杉ルートの往復で実際にかかった時間は9時間でした。(ハイシーズン、子供連れ)

縄文杉までトレッキングする場合のコースはいくつかありますが、荒川登山口からのスタートが、一番歩きやすく短時間で行くことができると思います。

日帰りで縄文杉を見に行く場合の定番コースになります。

荒川登山口〜縄文杉コースは往復で標準で9〜10時間となっています。

荒川登山口からのコースは道も歩きやすいので、子供連れで行く場合はおすすめです。

荒川登山口にあった看板です。

上の写真は荒川登山口にある看板です。「縄文杉まで往復で10時間程度かかります。」と記載があります。

トイレは大株歩道入り口までありません。と記載がありますが、途中に2箇所(普通のトイレと携帯トイレブース)あります。

荒川登山口の案内板です。こちらは「縄文杉までは、往復およそ9時間10分のコースです。」との記載がありました。
荒川登山口〜縄文杉コース

荒川登山口〜縄文杉ルートは、距離にして往復20km程度です。そのうち15km(片道7.5km)はトロッコ道で舗装され、ほぼフラットな平地ですので、ハイペースで歩くことができます。

トロッコ道

上の写真がトロッコ道です。この道がずーっと続いています。

行きと帰りの7.5km(約2時間半)はこの道を歩くことになります。中央の木の上はフラットですので歩きやすいです。

はぁはぁと息が切れるゾーンは、トロッコ道の終点から縄文杉までの道のり(大株歩道)です。ここは、所々に急勾配な階段があるので結構キツイです。

トロッコ道終点(大株歩道入り口)です。この先にトイレがあります。

上の写真は大株歩道入口です。ここはトロッコ道終点でもありトイレもありますので、休憩している方や食事をとっている方がたくさんいます。

すぐ横には川があるのでとても景色が綺麗で癒される場所です。

大株歩道入口です。右上に続く階段が大株歩道です。

上の写真の右上に向かって走る階段が大株歩道になります。この階段をずっと進むと縄文杉です。

大株歩道入口にあった看板です。ここから縄文杉まで往復4時間程度との記載があります。

大株歩道入口にあった看板です。縄文杉まで往復で標準で4時間です。ここから先は、携帯トイレブースしかありません。

大株歩道に入るとこのような階段が続きます。

大株歩道は、上の写真のような階段が続きますが、トロッコ道の終点から縄文杉までは2km程度ですので我慢できる距離です。

荒川登山口から縄文杉の往復にかかった時間は下記の通りです。

※上の地図の地名を記入しています。

6時15分 荒川登山口に到着(荒川登山口まではシャトルバスで移動)
6時15分 荒川登山口出発(バス降りてから間髪入れず出発)
7時30分 トイレ休憩(⑥三代杉手前のトイレ)
7時40分 トイレ休憩 出発
8時40分 トロッコ道終点(⑧大株歩道入口)到着
10時20分 縄文杉到着
11時00分 縄文杉出発
12時10分 トロッコ道終点(⑧大株歩道入口)到着、トイレと昼食
12時35分 トロッコ道終点出発
13時35分 トイレ休憩(⑥三代杉手前のトイレ)
13時45分 トイレ休憩 出発
15時15分 荒川登山口到着

計 9時間00分

荒川登山口から縄文杉まで往路5時間以内を目標に、出発からハイペースで歩きました。

往路の休憩は1時間か1時間半に1回で数分間程度。

縄文杉までの行程で、ウィルソン株、大王杉、夫婦杉などの見所もありますが、往路は無視して、復路にゆっくり見る作戦でいきました。

往路は結果的に約4時間で縄文杉に到着できました。

往路が目標よりも早くついたので、帰りは往路で無視してきた見所をゆっくりと堪能して荒川登山口まで戻りました。

荒川登山口〜トロッコ道終点は行きも帰りも同じだけ時間がかかっていますが、帰りは休憩を多く取りましたので、普通に歩けば往路よりも短い時間で到着できると思います。

荒川登山口〜トロッコ道終点は、子供連れで普通に歩いて、10分ほどのトイレ休憩を1回と数分間の小さな休憩を数回入れて、往路で3時間、復路で2時間40分ほどで計画しておけば良いと思います。

トロッコ道終点〜縄文杉は、標準的には片道2時間とのことです。実際に歩いてみると往路が1時間40分、復路が1時間10分とかなり短時間で行くことができました。

要因としては、往路はそもそもかなり焦っておりハイペースだったこと、ウィルソン株、大王杉、夫婦杉などの見所スポットはさらっと記念撮影程度にとどめて前進したことが挙げられます。

また子供は手ぶら状態で、身軽だったのか、上りのペースがありえないくらいハイペースでした。急勾配の階段も一つ飛ばしで登っていく有様で、大人の方がおいて行かれていました。

一方で、往路は、ツアー集団とバッティングしてしまい、なかなか追い抜けずに思うように進めなかった面もあります。ツアー集団は若者集団ですととてもハイペースですが、お年寄り集団ですととてもゆっくりペースですので、バッティングすると、先を譲ってもらい、追い抜くまではなかなか前進できません。

ツアー集団は、大株歩道入口(トロッコ道終点)〜縄文杉の間は、主要な休憩スペースで休むことが多いです。ウィルソン株のところなど数カ所あります。ツアー集団が休憩している間に一気に追い抜くことができると、往路が悠々と前進できます。

1点注意事項ですが、今回の登山は晴天という好条件でした。もし雨天であれば、もっと時間がかかっていたと思います。

子供連れの登山で注意すべきこと

実際に子供連れで登ってみて、気づいた注意すべきことです。

・所々危険なところがある。
・登山の後半は子供が疲れて、ペースが落ちるし、休憩が増える。
・子供の足が靴擦れすると、一気にペースダウン

荒川登山口から縄文杉のコースは歩きやすいと言っても所々危険な場所があります。

例えば、このようなところです。

トロッコ道の手すりのない橋

トロッコ道には数カ所手すりのない橋があります。橋の下は結構な高さです。ちゃんと注意して歩けば道幅的に問題はないですが、周りの景色に気を取られたり、ふざけてつまずいたりしたらとても危険です。

復路は基本的に下りなのでペースは上がりますが、疲労がかなり蓄積しており、必然的に休憩が増えました。大人ですら足が痛くて痛くて、結構しんどかったです。

特に子供はメンタル的にも結構つらそうでした。子供の体力・気力次第では一気にペースダウンする可能性があります。

靴擦れには注意してください。特に大株歩道(縄文杉〜トロッコ道終点)の復路は、勾配がきつい下りになりますので靴擦れが起きやすくなります。豆ができるとどうしてもペースダウンするので、早めに処置するようにしましょう。

トイレはハイシーズンなので行列ができます。ツアー集団とバッディングしないように行動するのがコツ

荒川登山口〜縄文杉コース

荒川登山口〜縄文杉のコースは往復9〜10時間ほどかかることが予想されるのでトイレをいつのタイミングで済ますかはとても重要です。

普通のトイレは3箇所あります。①荒川登山口、⑥三代杉の手前のトイレ、⑧大株歩道入り口です。

⑥三代杉手前のトイレです。男女共用でして、左の建物に2ブース、右の建物に1ブース、トイレがあります。
⑧大株歩道入口のトイレです。建物2階にトイレがあります。こちらは男子、女子別のトイレです。

この3箇所は行列ができます。特に往路は大体、荒川登山口からの出発時間がみんな同じ位の時間帯ですので、トイレ到着時間がバッティングします。

普通のトイレについてはトイレットペーパーは完備してありました。各ブースに山積み状態。

またトイレは結構臭いです。

この他にも携帯トイレブースが2箇所あります。④小杉谷集落のちょっと先あたり、⑨ウィルソン株と⑩夫婦杉の間あたりです。

④小杉谷集落のちょっと先にある携帯トイレブースです。テント式のブースで1張りのみです。

携帯トイレブースは、いわば便座だけ設置されており、携帯トイレ用の袋を自分で持っていき、設置して用を足す必要があります。また、トイレットペーパーも持参する必要があります。

携帯トイレブースは比較的空いているようでしたが、汚物を持って登山しないといけないので、あまりいい気分はしません。。

というようなトイレ事情です。

トイレの待ち時間も貴重ですので、なるべく待たずに用を足すためには、なるべくツアー集団と被らないようにトイレに到着することがコツです。

一例として、①荒川登山口のトイレは出発前混雑するので、ここは我慢し、ツアー客よりも先に出発して、②三代杉手前で用を足します。そして、③大株歩道入り口でもう一度済ませるのが良いと思います。

結構な疲労が溜まります。屋久島で登山以外に予定のある方は、登山は最終日が良いです。

荒川登山口から縄文杉まで往復した際の疲労度ですが、結構な疲労になります。

歩数を計測したのですが、なんと36000歩でした。一日に3万歩超えは日常生活ではほとんどないレベルです。

余談ながら以前早朝からディズニーランドに行って夜まで満喫した際の歩数を計測したことがあるのですが、それでも3万歩は行かなかったです。

足は疲労が蓄積してダルいですし、痛いです。靴擦れが起きてしまい、豆ができたりしてしまうと身体的にも精神的にもこたえます。

こまめに休憩をとって、ストレッチや足をさするなどして疲労を軽減した方が良いです。

次の日は、身体中が痛いので、登山以外を満喫したい方は、最終日に登山を持ってきた方が得策です。

帰りのバスは疲労のため、ものすごい眠気が襲ってきます。帰りのバスに乗っている方の8割くらいは熟睡していました。

バスは乗り過ごさないように、レンタカーの方は居眠り運転に注意しましょう。

路線バスとシャトルバスで荒川登山口まで移動する場合は時刻表をしっかりチェックしましょう

今回は宮之浦港(島の北側)のホテルに宿泊して、路線バスで屋久杉自然館(島の東側)に移動し、シャトルバスで荒川登山口まで移動しました。

何が言いたいかと言いますと、路線バスの時刻表をしっかり確認しておきましょうということです。

時刻表は定期的に変更しているようでして、また登山シーズンはバスが増便されるなどされているようです。

今回の私のケースですと、朝最速で荒川登山口に到着できるのは、5時50分くらいでした。

ですが、シャトルバスが満席で乗れなかったので次のシャトルバスに乗車して荒川登山口に6時15分着でした。

バスの時間に間に合ってもハイシーズンだとバスが満員で乗れないということがありますので、時間に余裕を持って行動することをお勧めします。

バスの定員は大体40人程度です。

屋久杉自然館のバス乗り場。朝5時すぎの様子です。

上の写真は屋久杉自然館のバス乗り場の様子です。ここでシャトルバスに乗車して荒川登山口に向かうことになります。朝5時過ぎですが、この写真に写っている方、全てバス待ちの方です。

復路は、宮之浦港までシャトルバスと路線バスで戻るためには荒川登山口を16時に出発するバスに乗るのがベストでした。これより1つ遅いバスも可能でしたが、乗り遅れると最悪路線バスで戻れなくなってしまうので、一つ前の16時に間に合うように荒川登山口に戻るように計画しました。

往路を6時前後に出発して、荒川登山口に16時に戻る。

単純に計算して10時間です。

かなりシビアなバスの時刻設定になっています。

それに16時に荒川登山口に戻ってもバスが満員で乗れない可能性も十分にあります。

実際に私は15時15分に荒川登山口に到着しましたので、15時30分位に出発するバスに時間的には乗れたのですが、満員でバスに乗れませんでした。

時間に余裕を持って登山したいならばレンタカーが良い。

路線バスは乗員の制限があったり、発着時間に制限があります。なので常に時間を気にしながら登山を強いられることになります。

大人だけで登山する場合は、良いでしょうが、子供連れですと、なかなか時間通りに行かないことがあります。

子供連れで時間を気にせずに登山するためにはレンタカーを借りるのが一番良いと思います。

登山シーズンは荒川登山口まではレンタカーで移動できませんが、手前の屋久杉自然館まではレンタカーで移動することができます。駐車場は無料です。

屋久杉自然館〜荒川登山口のシャトルバスは最終が18時前くらいなので、それに間に合えば、問題なく屋久杉自然館に戻ることができ、レンタカーでホテルに戻ることができるでしょう。

シャトルバスは、仮に最終バスが満員になって乗れない方がいた場合は、臨時で運行して屋久杉自然館に送り届けてくれるような感じでしたので、最終バスの時間までに間に合えばなんとかなるかと思います。

いずれにせよ、レンタカーがあれば心強いです。

ハイシーズンはレンタカーも予約が難しいので早めに手配しましょう。

レンタカーがあると便利ですよと言っておきながら、レンタカーの手配はハイシーズンでは大変です。

屋久島観光ではレンタカーはとても便利なので、旅行客はかなりの人がレンタカーを手配しようとします。

したがって、レンタカーの予約がパンパンに埋まってしまうのです。

屋久島にはハイシーズンの観光客のニーズに対応できる台数のレンタカーがないので、レンタカーの使用を考えておられる方は早めに予約しましょう。

私のケースでは2週間前の問い合わせで、どこの会社も予約が埋まっており、だめでした。

ハイシーズンはタクシーは中々捕まらないし、予約もいっぱいです。

ホテルの方がおっしゃっていましたが、屋久島はもともとタクシーの本数がそんなに多くないので、ハイシーズンだと早いうちから予約がいっぱいになるとのこと。

なので、登山の帰りに路線バスに乗り遅れて、タクシーを捕まえようとしても中々捕まりません。

実際に、私も復路で屋久杉自然館から安房港付近までタクシーで移動することを検討して、タクシー会社に片っ端から問い合わせましたが、夕方〜夜はどこも予約が既にいっぱいで手配することができないとのことでした。

タクシーの使用を考えている方は早めの予約をお勧めします。

縄文杉トレッキングの前の準備

普段からトレッキングしていない方や体力に自信のない方は、いきなり縄文杉トレッキングすると正直結構しんどいと思います。疲れすぎると自然を満喫する余裕がなくなってしまうので、できる限りの事前の準備はしたほうが良いです。

具体的には

・自宅の近くにある山を登ってみる。
・登山に使う靴は履き慣らしておく。
・ウォーキングなどの運動をしておく。

ができれば良いと思います。

私も屋久島に行く前に、屋久島とほぼ同じ服装と荷物で筑波山に登りました。

特に子供にとって、初登山が縄文杉は結構ハードル高いので、事前に1回で良いので練習のために山登りしたほうが良いと思います。


今回はハイシーズンかつ子供連れという条件で行った屋久島の縄文杉トレッキングについてご紹介しました。実際にかかった時間、注意すべき事項などを思いつく限り全て書いていますので、これから縄文杉を見にいかれる方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本サイトでは他にもキャンプ、旅行の体験談を紹介しています。

>>旅行

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